ドライクリーニングとスーツ
スーツは洗い方を間違えると取り返しがつかない事になりますので、あまりお勧めしません。特にウール100%のスーツは専門のクリーニング設備が必要ですので、家庭で洗うのは止めましょう。最近は家庭で水洗いOKといったスーツも沢山出ていますので、そういうスーツは洗い方に気をつければ、家庭で洗濯する事も可能ですので、家庭でスーツを洗いたいという人は、まずスーツを買うところから注意が必要です。
スーツは何と言っても「形」が命ですので、型崩れをしないように洗濯するのは面倒ですので、大抵の方はクリーニング店に出してクリーニングしてもらいます。その場合、特に注文をつけなければそのスーツの洗い方は、水洗いをしない〝ドライクリーニング〟になります。
ただ、このドライクリーニングはきれいに汚れが落ちているように見えても、スーツに染み込んだ〝汗汚れ〟は完全には落ちていません。
油汚れの成分
汗汚れというのは汗に含まれる塩分や尿素、乳酸、あるいはカリウムなどの成分で、これらは水洗いでないと完全に落とすことが出来ないのです。汗汚れはだんだん蓄積されて、スーツが黄ばんできたり、ゴワゴワしてきます。そんな汗汚れを落とす場合は、クリーニング店でお願いすれば専用のクリーニングをしてくれますが、その場合は、当然の事ですが普段のドライクリーニング料金より高くなります。
100%ウールのスーツの洗濯
100%ウールのスーツだとか、家庭で洗濯が不可能なスーツは、そのように専門家に任せた方が無難ですが、夏場だとスーツの汚れは早くなりますし、クリーニング代もバカになりません。ビジネスのユニフォームとして、毎日スーツを着る人は、やはり家庭での水洗い可能なタイプのものを中心にスーツを揃えた方がいいでしょう。そんな家庭での水洗い可能なスーツも洗い方というものはあります。
水洗い可能なスーツの洗い方
水洗い可能なスーツの洗い方は、まず必ずスーツはたたんでネットに入れ、上着とズボンの上下を一緒に洗いましょう。最近の洗濯機は〝スーツコース〟といった設定があるものもありますが、そうでないものは、〝デリケート仕上げ〟などの洗濯の回転数が最も弱いモードで洗います。
脱水時間も30秒から1分程度と出来る限り短くし、脱水が終ったら手早くシワを伸ばし、形を整えましょう。
後は、ハンガーにかけて陰干ししますが、乾いたらスチームアイロンで、形を整えながら仕上げます。脱水後のシワ伸ばしや、アイロンによる仕上げは、ちょっとテクニックが必要ですので、独身の男性の方が家庭でのスーツの水洗いにチャレンジする時は、普段からYシャツや普段着に使うパンツなどを自分で水洗いして、シワの伸ばし方やアイロンのかけ方を練習してからの方がいいでしょう。